土曜日, 5月 26, 2012

続 モグラ補獲器


前回ブログの映像にあるモグラ捕獲器(補殺)、よく獲れます。
ただし、地表の穴ではでは駄目で、20~30㎝地下に通じているモグラの本道、メインストリートを見つけ、そこに仕掛けないとかかりません。
1か所で3匹くらい続けて捕獲出来れば、しばらくはモグラの被害はおさまります。
しかし、しばらくあるいは数年すると、不思議なことにまた同じ穴に別のもぐらが住み着きます。
そうなればまた仕掛けます。

最近またモグラの活動が活発になってきました。
以前から使っているこの捕獲器を仕掛けるのですが、何故かかかりません。
何年も使っていると錆びてきて、滑らかに動かないかもしれません。

今使っているのと違い錆びに強いタイプのものを購入しよう思い米国のサイトを見たのですが、前回購入したときとは違い海外発送しなくなっていました。

仕方ないので、個人輸入の代行業者を使うことにしたのですがこれが??????
業者が多すぎてどこを選べばよいのか見当がつきません。
2,3調べてみることにします。

続きはまた。






金曜日, 5月 25, 2012

土曜日, 5月 19, 2012

あんたも節電

この夏の電力供給に関するニュースが毎日のように流れてくる。

当方もそれなりに節電はするつもりでおりますが、このようなニュースを伝えるテレビ局は節電する計画はあるのか常々疑問に思っているところです。

 季節感のない服装で出てくるキャスターやらがいる局内の冷房にも節電の余地は十分あるように見受けられるが、そもそも、夏の電力消費ピーク時の放送を休止したらどうなの?
どうでもよい放送がほとんどのなんだから休止してもかまわないでしょう。
スポンサーからの収入減と考えないで協力したら・・・・?

放送が休止されれば視聴者もテレビを着けないわけだから相当の節電効果が期待できるでしょう。

彼らは死活問題?だからこんなこと一言も言わないのだろうが、政府がちょっと言ってみれば良いのにね。

その報道が新聞に掲載され世論が動けば変わるんじゃない?

枝野君、ちょっとやってくれよ!



土曜日, 5月 12, 2012

不用品

 長年農業をやっていると知らず知らずにいらないものが溜まってきます。

倉庫も容量があるので新しいものを買っても、しまう場所が足りなくなってきます。
 そうならないように、不用なものを捨てて場所を作ればよいのですが、なかなか時間が無くて出来ません。
 今月はちょっと時間ができたのでその懸案に挑戦してみました。

 出てきます!不用品ばかり。
また使うかと取っておいたりしたものの、結局不用品と化しているものばかりです。


しかしながら、ただ捨てても・・・・。
そこで、どなたか活用してくれる方があればとヤフオクに出してみることにしてみました。
 すると価格も低いこともあるのか結構入札がありました。

しばらく時間のある間出品を続けてみようと思っています 。


 話は変わりますが、 全国の電力会社管内の電力需給が示されますが、パーセント表示で何パーセント足りるとか足りないとか言っていますが、なぜ何万キロワットという表示にしないのでしょうか?
 各電力会社の供給予想の過不足を何万キロワットで表示するほうが、どれだけ融通しあえるのかが明確になるでしょう?わたしの思っていることは違いますかね?

水曜日, 5月 09, 2012

2012 ダリア栽培品種 確定


  今年の栽培品種は、当初の予定とは若干変更になりましたが、ようやく確定しました。

 いつまでも芽が出ず植えられない品種は切り捨てました。 芽が出ない品種を待っているよりも、芽の出が早いものを増産することにしました。 芽の出が早ければ、切り花本数も多いのは当然です。
いくら1本単価が高かろうが、本数が切れなければ稼げません。

 また、以前は球根数が足りなかったりして挿し芽もよくやりましたが、春の挿し芽では球根に比べ本数が稼げません。 増殖する場合は時間がかかっても球根から増やすだけにしています。

 そんなこともあり、今年の品種構成は昨年と大きな違いはありませんが、品種別の生産割合がかなり変わってきました。

 画像はブログ右肩の 2012 ダリア栽培品種‐花工房やまぐちのダリアからスライドショーがご覧になれます。

土曜日, 5月 05, 2012

出荷

一か月も出荷をしないとその生活にすっかり慣れてしまいます。
時間に追われないのでいつも以上に気が楽になります。快適です。
この生活がずーっと続けば楽しいのですが、それでは収入が得られません。

明日は久しぶりの出荷。

出荷が無いのもさびしいですが、出荷が多くなれば厭になってきます。
これはぜいたくな悩みですが、出荷作業が好きでない自分にとって、絶えず抱える唯一の「贅沢」です。

5月、6月出荷が増えていきます・・・・・・・。

木曜日, 4月 26, 2012

芽出たし

ダリアの芽が出ています。
植えた球根の芽が伸び始めています。

今年は植え込んだ後からマルチをしたので、芽が上がってきた部分の穴を開けてやらなければなりません。

 毎日、植えた圃場を一回りし、マルチの下から突き上げてきた芽を穴を開け明るい世界に開放してやります。芽が出る早晩は圃場により、品種によりまちまちなので、しばらくの間この作業が続きます。


そのあとはフラワーネットを張る作業が待っています。

金曜日, 4月 20, 2012

植え込み中

ダリア球根の植えこみ作業も先が見えてきました。と言うのが正しいか?
保存庫の中で発芽が遅れている品種があり、植え込み作業が中断しております。
月末までには植えたいところですが、どうなるでしょうか?
既に発芽済みの別品種を植えてしまうか迷うところです。

この植え込み作業には移植ゴテを使います。
移植ゴテもいろいろありますが、「ガーデニング」用なるものはすぐに柄や先端が曲がったりします。木の柄などの場合、柄が抜けたりと大して使わないうちに使い物にならなくなってしまいます。


画像の移植ゴテは浅香工業製、金象印の移植コテです。良くできています。
これと同じものを20年以上使っていますがまだまだ十分使えます。使い勝手がよいお気に入りです。

十分使えるので代わりが必要なわけではありませんが、予備は持っていたいものです。
今までもいろいろ探していましたが、なかなか販売しているところが見つかりませんでした。

しかし、ようやく発見こちらです。Amazonでも売っていますが、こちらのほうがお買い得です。
今回補充したのでいくつかの圃場に置いて、持ち歩かないでも済むようになりました。

 ちなみにサイズはこれより幅広の「大」と、細身の「細」があります。

月曜日, 4月 16, 2012

AGS ダリアカタログ

AGSのダリアカタログがまた届きました。
秋田国際ダリア園のW氏が作出した品種を中心に販売する、通販カタログです。
以前は利用していたのですが、目が慣れてきたせいか、このところ内容を見るだけで注文はほとんどしなくなってしまいました。


このカタログ、ダリアの画像に「育てやすい」「丈夫」「切り花」「初心者向け」などのマークが入っています。
しかし、この「切り花」の意味がよくわかりません。
「切り花」に向くと言っても、ダリアは花保ちが良いわけではないので、何が「切り花」向きなのでしょう?
ステムの長さ?花首の硬さ?実際のところ「切り花」向きを作ってもさぁーどうなの?という感じです。
何をもって「切り花」向きなのか?問い合わせてみれば良いのかもしれませんが、明快な答えは返ってきそうもないように思えます。

わたしのダリア栽培では摘芯後の一番花を採花後、二番花さらには三番花と採花しますが、今まで栽培したことのある、こちらのダリアは二番以降がイマイチです。一番に比べ花の大きさがずいぶん小さくなったり、露芯したりと難点が目立ちます。
また三番が採れるものなどお目にかかっておりません。
結果、一番花の1本単価が高くても、トータルでは単位面積当たりの収益は上がらないことになってしまいます。
当初は自分の栽培技術のせいかと思っていましたが、現在自分が栽培しているものと比べると、品種の能力の問題であることがはっきりしてきました。

考えてみれば、このカタログ「営利栽培」用ではないんですね。ダリア趣味家のためのものでしょう?
大手種苗会社の「営利栽培用」カタログを見慣れていますが、切り花用の品種は収量はそこそこあがります(販売単価は別ですが)。
そういう思い込みから、このAGSのカタログも同様のつもりでいましたが、それは勝手な思い込みで、「切り花」向きであってもけっして「営利栽培」向きではないのです。

それにはなんとなく気づいていたので、このところほとんど利用していなかったわけです。
「当たり前」と言えば、それまでの話です。

水曜日, 4月 11, 2012

みのる静電噴口・その後

以前、みのる静電噴口FS-11の事を記しました。こちら

その後どうなっていたかと言うと、
メーカーが代品を提供してくれましたが、当初所有のものと大差なく、洗浄剤の効果もほとんどなしというところでした。使い始めは良いのですが、しばらく使っていると漏電して帯電せずとなりました。

しかし、改善策がありました。車の窓に使う撥水剤 glaco ガラコです。
取説のとおり電極部を分解し、水または洗剤で洗浄後にこれを吹き付けると効果大です。
その後は毎回あるいは頻繁に洗浄しなくとも十分実用に耐えます。

そんなわけで、トラブルをすっかり忘れて使っておりましたが、みのる静電噴口の新製品FS-50が今年発売になりました。こちら

製品案内によると、

「噴口部分の改良によりトラブルの原因を取除きました。
・漏電の原因となる濡れや結露に対し内蔵のヒーターで最適な状態を維持。
・農薬の付着による汚れなどが激しい場合は、充分な帯電効果が得られない場合がありました。
 そのため、噴口部分の分解洗浄が容易で組立ても簡単に行えるよう構造を見直しました。」

とあります。

要するに、以前の機種FS-11では上のようなトラブル=欠陥があったということを、明白に認めている記述になっています。

やはり、「リコール対象」製品と考えてもあながち間違ってはいなかったでしょう。

そうは言いながらもこの新製品に期待もしています。
価格は10万円近いですが、そのうち入手して、今シーズンはこれで防除に努めたいと思います。

使用の感想はまたそのうちに。






日曜日, 4月 08, 2012

自己責任のパキスタン

若いころパキスタンへ旅行し、ギルギット-フンザへも足を延ばしたことがある。
陸路カラコルムハイウェイ経由でのバス異動であったが、ネパールの山道の比べればはるかに快適であった記憶がある。しかし、帰路は暴動騒ぎがあり、ギルギットで閉じ込められそうにもなった。
それから時は流れるが・・・・・、

ニュースで数日前から報道されていた、ギルギット、フンザで動けなくなった邦人が、日本大使館の要請をうけたパキスタン軍の輸送機で、本日イスラマバードへ搬送救出?された、とのこと。

以前、「自己責任」という言葉が流行ったが、これには当てはまらないのかね?
パキスタン、当然治安の良くないところである。いつ暴動があり身動きがとれなくなることは予想できないはずがない。当然閉じ込められても自己責任でしょう。
それなのに、日本国の要請で救出される?
高齢・年配の方が多いとか?おそらくその中に政治的な力のある人がいて外務省に圧力を掛けたのかと想像してしまう。

さらに、イスラマバード到着後は日本大使公邸で休息してもらっているとか?本当かい?
間違いなく地位の高い、過去地位の高かった、あるいはその身内の人間が含まれているのでしょう。
それでなければ、大使公邸など開放するわけがない。
ひょっとすると皇族に近いところかね?

詳細は彼らが帰国後に分かるかもしれないが、ひょっとしたら週刊誌も叩けない、高貴な方々なのでこのままうやむやに・・・・・。

水曜日, 4月 04, 2012

ダリア植えなきゃ。

爆弾低気圧、凄まじいです。
幸い当地では被害はありませんでしたが、風向きが若干違えば相当被害が予想されていたので、他人事とは思えない出来事です。
しばらくは、同様な低気圧がやってくる要素が十分あるそうです。まだまだ今月は春の嵐への心配が続きそうです。             
                 
                                

保存していたダリアの球根は植えごろのものが増えてきました。
ダリアの場合、芽が出たといって焦ることもなく圃場の準備が出来た所から、随時植えていくことになります。
また、品種によって早晩があるのでぼちぼち植えていけば、今月中には植え終わることでしょう。

それにしても、今年は寒さがいつまでも続くので、思うよう作業が進みません。
いつもと違う春です。

水曜日, 3月 28, 2012

小型温風機


年初に中古の温風機を入手しました。外見はまずまずのネポンKA-203です。
試運転したところ電磁ポンプより油が漏れてきました。
このKA-203よりも前の世代のKA-201、321を数台使用していますが、このような問題は今までありません。ちょっと残念。

油漏れの場所を確認するため、電磁ポンプをはずして自己責任で分解してみました。
オーリングがあったので、これをホームセンターで調達したものと交換。
(但し、この調達品は油での使用は保証していないものでしたが、無視して装着。)

その結果、油漏れは止まったのですが、僅かに滲みが確認できます。
日中には見られませんが、朝見ると滲んでいるのです。(夜間の気温の低下に起因か?)

電磁ポンプの裏側にもオーリングがあったので、これの交換も試みましたが、同じサイズのものが無くユニオンパッキンで代用してみました。
しかし、その後も状況は変わらず時々滲みがありましたが、今は気温も高くなったせいか?滲みは見られなくなりました。

修理が出来ているとは思えませんが、稼働させて試してみましょう。
(実働時は暖房機の温度が上がるので、パッキンの緩みは解消されるのでは・・・・。多分なんとかなるような気がします。)
いずれにしろ、今春の稼働はほとんどないので、秋の本格稼働時期までには良く検討しましょう。

昨年は20年超のエンネツ暖房機が着火不良になり、バーナーやコンデンサを交換しましたが、他のものも古いものばかりです。これからも修理が続くのでしょうかね?

金曜日, 3月 23, 2012

エルメコ 捜しています。

寝ていたブログを起こしてみました。

 灌水には20年以上画像のエルメコノズルを使っていますが、ふたの部分(画像真ん中の丸いもの)は経年劣化で破損してきます。

昨年までは、この部分のみ資材屋さんから取り寄せてもらい交換して使用していましたが、今年は状況が異なるようです。
資材屋さん曰く、エルメコはもう生産されていないとか?
輸入元のM製作所に尋ねると、「輸入をしなくなった。」とのこと、代理店のT産業も「もう在庫はありません、代わりのT型ノズルを使ってください」との回答でした。

仕方なくJAにダメもとで発注すると「セットならあるが(パーツの)バラ売りはできない」とのお返事、とりあえず100個取り寄せてもらいました。

しかし、ふたの部分というかキャップ以外不要なんですよね!!
ちなみに価格は¥160/1個、キャップだけなら1/3で入手できるでしょう。

ブログをご覧の皆さま、どこかでエルメコのふた(キャップ)だけ手に入るところをご存じありませんか?
ご存知でしたら、ぜひともこのコメント欄もしくはブログの連絡先にご一報いただくようお願い申し上げます。

 よろしくお願いします!

水曜日, 11月 17, 2010

終了

ダリアの出荷も私としては気分的に終了モードなのですが、まだまだがんばっている花たちもいます。
3番花なので茎も細くなり、花も小さくなっていますが、数は切れます。
寒さも徐々に増してきていますが、出荷量は減るもののあと1カ月くらいは出荷が続くことでしょう。


いよいよ地デジに移行するのにあわせて、村では光回線網が整備されています。元は総務省の補助金?かとは思いますが。要するにNTTの光テレビが各戸に繋がるようなもので地デジだけでなくBSデジタルも見ることができます。村の事業なので使用料も割安。田舎暮らしもときには良いこともあります。

これと同時に村の有線放送も終了することとなり、有線放送の回線を使っていたADSLも利用できなくなるので、光回線でネットに繋げることになりました。通常のプロバイダーを使うのですが、メルアドの変更をしたくなかったので、プロバイダーの選択肢は限られています。

今月はじめから移行しましたが、ヤフオクで入手した無線LAN(ルーター)が不調で、ようやく新しいもので接続が可能となりました。
しかし、100Mbpsなどとうたい文句はあっても実際は期待していたほどのものではありませんでした。
普通のADSLでも良かったような気がしていますが、テレビでブロードバンドに繋ぐには光のほうが良さそうです。

まぁ、光の流れに乗せられてしまったか。

木曜日, 9月 30, 2010

原因は何?

先日9月29日売り、世田谷花き出荷分のダリアで、画像のような花傷みが生じました。(画像は世田谷花き Oさん撮影)





















同一品種16バケットのうちの一つだけです。


過去、このような激しい花傷みが生じたことはありませんでしたので、原因は全く予想がつきません。
16分の1ということが何を意味するのか、よくわかりませんが、そこにポイントがあるのだと思います。

28日到着後、10:00PMころにはこの状態だったそうです。

もちろん出荷時には問題は無かったので、その後に何かが起こったと推察しております。

花が濡れていたわけでもないので、何か液体がかかったようでも無さそうです。

バケットの水に問題があったとも言えますが、80バケットほど出荷して、そのうちの1つにいったい何があったのかわかりません。

気体の可能性は?
りんごの実を花材として出荷している場合、発生するエチレンガスが害を及ぼすと聞いたことがありますが、実際どういう症状をするのかもわかりません。
ただ、気体ですので比重から考えてトラックの荷室の中で空気の滞留する場所ができることもあるように思えます。

いずれにしろ、推察にすぎません。
ただただ、今後このような事態が生じないことを念ずるのみです。

何か知識のある方はご教示ください。

金曜日, 9月 17, 2010

NC NR

木幡さんのブログのとおり、この時期の虫害が多いです。

孵化した直後の幼虫は、花の中心を凝視しないとわかりません。
体長2~3ミリ。これを見逃すとすぐに画像のような大きさになりバリバリ食害されてしまいます。
さらにそれを見逃すと体長2~3cmもう花の体をなしません。

主にオオタバコガですが、シロイチモンジヨトウ、やアオムシも見受けられます。

毎週薬剤散布していても防げません。
例年なら出荷に大きく影響するほどではありませんが、今年はひどい!
ロスの山です。

ハウスをネットで囲んで,侵入を防ぐとの指導もありますが、ハウス内の通風が悪くなるのでしたくはありません。
ダニを防ぐのにハウスの周りにダニ返し(ねずみ返しのようなアイデア)を設置したら良いと、農文協の本の内容をそっくり熱弁していた普及センターの技師がいましたが、まったく非現実的な対策です。
このネット案も同様な気がします。

いずれにしろ、はやく気温が下がり虫の活動が治まるのを待つばかりです。

現在の出荷品について、完全に虫害のものを除去できる自信はありません。
もし虫害があればクレームの対象になることもわかりますが、今年は「多少のことは勘弁してよ!」と言いたくなります。

気持ちとしてはヤフオク並みの、ノークレーム、ノーリターン です。

金曜日, 8月 27, 2010

みのる静電噴口FS-11

みのる静電噴口FS-11詳細はこちら

以前のブログねたに使った画像ですが、これを使い始めて4年。最近不調です。
帯電ランプがつかない。つまり、静電気を帯びさせていない状態が長く続くようになりました。
使い始めは良いのですが、30分もすると帯電しなくなります。

メーカーに問い合わせると電極の掃除をするようにとのこと。
しかし、掃除をしても改善しないので、長野営業所の担当者が専用の洗浄剤で掃除をしてくれました。
要は、電極付近の撥水性が落ちて漏電するとのこと。
さて、専用の洗浄剤(¥2,000/1本)で撥水性が改善するらしいのですが、効果は如何に?

おおいに期待したところでしたが、さっぱり効果なし。
これでは埒が明かないので、東京支店に「欠陥商品」だの「リコール対象」と猛抗議しました!
本体を調べてみるとのことで、引き下がりましたが、仮に部品交換なり本体交換となったとしても、なんの問題解決になりません。
3~4年で電極部の撥水性が落ちる素材の部品を使っている限り、また同様の結果になることは必至です。これを欠陥商品と言わずしてなんと言うのでしょうか?

冒頭の詳細を記したHPでもっともらしく紹介しておりますが、メーカーは早く撥水性の落ちない部品を開発して、販売したすべての対象商品の無償部品交換をすべきでしょう。

これを使っている方、そう思いませんか?
アサバなど他社の製品でも怪しいのではないでしょうか?

木曜日, 8月 05, 2010

食べるな!

暑いです。
気温が高いと虫の発生も多く、害虫も例年より活発に活動しています。

下の画像の白い花弁の中の黒いヤツ、ノミハムシです。
ノミのように飛び跳ね、捕獲が困難。小さいくせに食欲旺盛、花弁を食い散らかします。
二匹もいれば一夜で花はボロボロになります。


消毒しても逃げ去り、ほとぼりが冷めるとまたやってくる性質の悪いヤツです。
粘着トラップにもかからないので、食い逃げばかりされています。始めは白色の花についていましたが、高気温とともに各色満遍なく食害します。


正式名称はルリマルノミハムシかコマルノミハムシのようですが、対策にコマッテいるので
コマルノミハムシでしょうか?

どなたかハウスをネットで囲む以外の防除方法を教えてください。

このほかにもスリップス、シンクイムシ多難です。
消毒もこんなに高気温になると早朝、夕方の散布でも薬害の可能性が高く、防除も一苦労です。

薬害が出てクレームがくる事態は避けたいのですが、しばらくそうなる状況が続きそうです。

日曜日, 7月 11, 2010

来季は?

ラクスパーからダリアへ出荷がシフトしていきます。

ただ、この時期ダリアは品種によって価格の明暗がはっきり出てきます。
出荷時期を通して売れる品種にはなかなか巡り合えません。

そんなところから、早くも来季の作付品種の構成を思い描いたりしています。


パソコンの電源を交換していないのでいつダウンするかわかりません。
CPUファンの交換なんかしてみたのですが、電源のほうの作業時間がありません。
今日もここまで。
またいずれ。

火曜日, 6月 22, 2010

ようやく

ラクスパーの出荷が始まりました。
やはり例年より遅れました。

昨年の5割り増しの作付けなので、これから増えていくダリアと併せ出荷が大忙しとなりそうです。
これから一ヶ月悪戦苦闘です。
しかし、ELFになったので出荷量がふえても箱を組み立てなくても良いのがありがたいです。


パソコン不調につき、ここまで。
電源交換の要ありで、この際このSUBのパソコンの箱も一緒に化粧直し。
仕事の合間での作業なので、時間がかかりそう。

続きはまた。

月曜日, 6月 07, 2010

お役立ちグッズ

先日、偶然NHKの「まちかど情報室」を見ていたら、ガーデニングエプロンを紹介していました。
折りたたんでマジックテープとホックで留めると大きな袋になります。


これは、ダリアの芽かきに使えると思い早速購入。
使い勝手は大変良く、以前から使っていたように思えるほど違和感もなく体にフィットします。
ナイロン地なのですべりもよい利点もありますが、通気性が無いので夏は暑いかも知れません。
また、テープの合わせがやりにくいので、頻繁に脱着するのは良策ではありません。
中身が溜まったら、袋を反転させて出したほうが楽かもしれません。

いずれにしても高価なものではないので、お試しの価値はあります。
amazonではこちらから購入できます。

火曜日, 6月 01, 2010

6月

タラの芽、蕨、蕗を食し 5月が過ぎていきました。

6月になっても出荷量は増えません。
何回かぶり返す低温の影響でラクスパが咲いてきません。

今年は休耕で近隣の田の作付けが無いので、行きかう人も無く、静かなときが流れています。
時間に余裕もあり、ダリアの芽かきやらのんびりと仕事をしております。

この程度の出荷量で暮らしていければ最高ですが・・・・・・、
食っていけないわな。

霞を食し、今月は静かに、のんびりと過ごしましょう。

日曜日, 5月 09, 2010

裏庭から④

こんな花を出荷してみました。
結構足が早いのでイマイチの花材でしょうか?

今日も裏庭にどうぞ・・・・・・。
こちらから。

金曜日, 3月 26, 2010

被害あり


先日の全国的な荒天、わがハウスも被害を受けました。
被害と言っても、1棟のフィルムが剥がれただけの軽度なものです。

たいした強い風でもなかったのですが、フィルムを留めてあるスプリングにそって切り取り線をはがすようにきれいに破れていきました。
応急処置として反対側のフィルムの余り部分を留めなおし、破れた部分を引っ張って張りなおしました。

実はこのフィルムは耐用年数をはるかに経過しているもので、透明度は落ちていなかったので張り続けていましたが、寿命は延びたわけではなかったと言うことでしょう。

前日、張替えのため発注したところだったのですが、フィルムの方もそれを聞き、お役目御免を悟って「展張?の糸」が切れたのでしょうか。

春の嵐、まだまだ油断は出来ません。
同様の耐用年数のものが他に3棟あるので、また強風が吹かないことを願います。

日曜日, 3月 07, 2010

泥縄

冬眠していたわけではないのですが、久々のアップ。

とうとうダリアの植え込みが始まってしまいました。
まだ球根掘り上げの作業は終了していないにもかかわらず、芽が伸びてきた品種があるので、急いで準備して植え始めました。

例年ならマルチ、畝間シート、支柱、ネットと用意してから植え込みとなりますが。今年は作業が後手後手。
とにかく畝を立てたら植える、マルチ等は後からと言う、「ドロナワ」栽培となっています。
まだまだ掘り上げていない球根も掘り上げと同時に植え込みしていかないと時間も場所もありません。

12月までダリアの出荷を続けると後がタイトになってきます。

今年はどうするか、検討課題です。

木曜日, 2月 11, 2010

裏庭から ②

今回も表のネタに代えて裏からです。

最近ちょっと気になったことを羅列してみました。
続きはこちらへ。

日曜日, 1月 17, 2010

今年も

今年もつらい一年です。

続きはこちら

水曜日, 12月 30, 2009

来年もよろしく

28日最終出荷、ようやく今年も終わりました。

活躍してくれた品種、そうでなかった品種いろいろですが、活躍してくれた品種には引き続き来季も貢献して欲しいものです。

来年もよろしくお願いします。
花工房やまぐち

月曜日, 12月 14, 2009

黄色系

今年の出荷もあと数回を残すのみとなりました。
売り上げはおかげさまで昨年対比でプラス、このご時世の中「好成績」と言っても良いかもしれません。

こうなると来季はこれを維持できるかが課題、難しいことです。
そのための対策は、売り上げ、坪単価の悪い品種を見極め、作付け品種を厳選し平均単価を上げていくのが一つでしょう。
数字を出してみるとはっきりしますが、黄色系の品種は成績不良です。

どうも黄色系は売れません。


5品種ありますが、採花本数も考慮しながらどれかを切り捨てることになります。
そして、代わりに稼げる品種?を増やすことになるでしょう。

パインボール、フラムドール、セレナード 
注文もないわけではないのですが、春までにはお蔵入りか決まります。

日曜日, 11月 29, 2009

師走です。

早いもので師走がやってきます。
歳のせいなのか月日の流れが早いとつくづく思います。

世の中、デフレだ円高だとか経済情勢は厳しいものがあるようで、来年はどうなっていくのか気になるところです。
しかし、考えてもどうにもなることではないし、いずれ2012年には地球(人類?)存亡の危機に陥る?らしいのでどうでもよいことかもしれません。

と言う一方で、今年も着実に冬作のラナンキュラスの時期がやってきました。
単価の方は期待は出来ないのでしょうけれど、冬のアルバイト程度には売り上げたいところです。
冬眠せずに働くのですから、それなりに報酬は得ないと意味がありません。
灯油タンクの配管交換、循環扇取り付け、プチプチカーテンなどなど資材費も掛かっています。
デフレだ円高だと言い訳なしで稼がせもらいましょう。

金曜日, 11月 13, 2009

エンドレス

雨模様がつづきハウス内は湿気が充満しています。

ダリアの出荷はまだ続いています。
画像を見るとまだまだ続きそうな気配ですが、これからは温度の低下とともに出荷量が減り、反対に暖房経費が増してくるので、切花単価の推移を見ながら出荷終了となることでしょう。

まだ二重カーテンをしていない段階なので、カーテンをして今しばらくは出荷を続けてはいくつもりですが、あと一ヶ月のうちには終了ですかね。


出荷期間が伸びることは良いことではあるのですが、その後のことを考えると?????

球根掘り上げが昨季は1月までずれ込みましたが、今季はこのぶんだと2月になりそうです。
厳寒期にこの作業は大変なので来季の直前に掘り上げ、そのまま植え付けようかとも考えています。
その場合、掘り上げ貯蔵の手間は無くなりますが、春の植え付け準備が他の品目と重なることになり、作業が間に合うかが疑問です。

一長一短。楽は出来ませんね。

火曜日, 10月 27, 2009

圃場近況

11月が間近です。
気温の低下とともにダリアの出荷量も減っております。
3番~4番花となり力も落ちてはいますが、11月もなんとか出荷は続くでしょう。

ダリアの出荷量減少分を葉物がカバーするはずですが、今年は何かイマイチです。
世田谷花きのO氏のリクエストで画像をアップしました。
下は定期注文分の圃場です。
たくさんあるようにも見えますが、大きなところはさほどありません。
定期分の量を減らしてもらいたいくらいです。

この下はレギュラーサイズのものです。
そこそこ数は切れると思いますので、定期分を終了してこちらの出荷に移りたいところです。

これもELF出荷にしようかと思っていますが、いかがでしょう?
ご注文お待ちしております。

月曜日, 10月 12, 2009

台風・進路予報の精度

先日の台風18号、全国各地で大きな被害をもたらしましたが、幸いなことに当地では風も吹かず事なきを得ました。「運が良かった」の一言につきます。

一般的に台風の進行方向の右側に位置するか、左側に位置するかで状況は大きく異なりますが、当地でもその傾向は明確で、北側の日本海を通過すると猛烈な風が吹きますが、南側を通過する場合はほとんど影響はありません。
従って、台風が来る場合はこの進路が非常に気がかりになってきます。

さて今回の18号ですが、次の画像のとおり、気象庁の進路予報(7日18時)では、予報円の中心は岐阜県・高山-
長野北部-新潟県を通過するようになっていました。
当地の北側を通ることになり、新潟県通過時でも960hPaという強さがあるので、これでは被害を免れることは出来ないと憂鬱な気分になっておりました。

しかし、つぎの画像の米軍台風情報では和歌山-名古屋-長野南部-福島(猪苗代湖あたり)-仙台ラインを予報しており、当地の南側を通過する予報です。
これが正しいならば被害も少なく済むのですが、気象庁の岐阜-新潟ラインを否定する根拠はありません。ひたすら運を天に任せるのみです。


実際の進路は長野南部-群馬(前橋付近)とほぼ米軍台風情報に近い経路をとりました。 気象庁の予報でも確かに予報円の端のほうにあたるので、予報が完全に外れているわけではありません。
しかしながら、7日18時の時点でほぼ正しい予報をしている米軍情報に対して、気象庁は予報円の中に入る程度の精度しか予報できないとはどういうことなのでしょう?
(ちなみに、5日の米軍情報はほぼ実際の進路を予想していた。)
そもそも予報円というものは「降水確率」に似たような考えのもので、外れたときの非難を免れようとする言い訳にしか思えません。
そんな逃げの姿勢では衛星をいくつも
上げて莫大な金を使っても、いつまでたっても精度は上がらないのと違います?
いっそのこと、米軍からの情報を流していれば、はずれても米軍のせいにできるのでよいのと違いますか?


なんだかんだ言っても、「本州縦断」という予報はあたったのでそれで良いとしましょう。
台風が来るときは来る。気象庁の進路予報がはずれて台風の被害があったとしても、気象庁が責任を負い、補償をしてくれるわけでもなし。
結局は予報精度が上がろうとも「運を天に任せる」しか
方策は無いのでしょう。

月曜日, 9月 28, 2009

募集中・長野県限定

今月初めより関西方面の運送を梅田生花の紹介・斡旋により丸進運輸にお願いすることになりました。
今までの地元の運送会社では梅田生花に直送されず、若干問題も生じてきていたところで、まったく持って「渡りに船」というところでした。

さらに今日からは関東方面もお願いすることになり、早速世田谷花きにELFで出荷することにしました。

この運送会社では、
・通常の横箱、縦箱そしてELFとすべてに対応します。
・周年出荷対応
・冷蔵・加温(冬期)での輸送

・エアサスペンションでの振動対応
・ELF用ハーフアルミ台車貸与
などなどいままで利用した運送会社の中でも一番のサービスを提供しています。
そして、何といっても運賃が安い。
これを利用しない理由はまったく見当たりません。

今後、丸進運輸では長野県内での集荷を強化していくそうですので、もし現状の輸送体制に問題がある長野県内の生産者の方、特に東信から松本・諏訪方面の方々、乗り換えてみませんか?

詳しくは当ブログ連絡先にお問い合わせください。
お待ちしております。

火曜日, 9月 15, 2009

これから

時が経つのが早く感じます。
もうラナンの植え込みの時期、冬の準備が始まりました。

このごろダリアの売れ行きが好調です。
季節は秋、ダリアの季節でもあるからですが、市場や仲卸の方々のチカラでもあるようです。
今のダリアに移り初めて3年、安値にもめげず出し続け、ようやく認知され始めた結果とも言えるでしょう。
少量多品種なのでなかなか大量の注文に応じられませんが、このあたりが今後の課題です。

今後はグループのメンバーが品種を重複させずに作るようにすべきでしょう。
そして、「草花☆工房の桜貝」というように各自のトレードマークになるような品種を作り、各個人の”色”がでるような品種を絞り込み、出荷量を増やすようにしていければ良いのですが、どうでしょう?
現状ではハードルは高いですね。

しかし、他産地のまねをせずグループ独自の品種を選んだことが結果的には良かったと思います。
ほとんどの品種は他では手に入らないものなので、何かインパクトがあったのではと思っていますが、実際のところはどうでしょうかね?
これからはそのあたりも理解してもえるよう努力していかなければならないでしょう。

ダリアの出荷ももうひととがんばりです。今後も売れ行き好調を期待して。
(まもなくELF出荷となります。)

火曜日, 9月 01, 2009

販売促進活動

先日、世田谷花きのM課長と仲卸の方々がお越しになりました。

圃場を見ながらいろいろ話をさせていただきましたが、その中でも「市場に生産者が出向き、販売促進活動をするべきだ。」と言うことを仲卸の方が強調されておりました。
私としては「営業」が好きではないので、こうして生産者になったわけで聞いていて非常に気の重い話題でした。
原則から言えば、市場に販売委託をしているわけなのだから、生産者の手を離れた荷は市場が責任を持って販売するべきで、当然そこには販促活動も含まれているはずだと思うのですがね。それではダメだとさ。


このところ出荷量も少なくダリアの開花も谷間となっております。
そういうときに限って「注文」が結構入ってきます。
せっかくの注文なのに「ありません。」と答えることになってしまいます。
通常でも出荷している2社から同品種に注文が入ると最盛期で無い限り、応じるのに困ることが多々あります。(生産量を増やせばよいのですが、シーズン通して売れるわけではないのでそこそこ作っておく方が無難と言うものです。)

そう考えると販促活動をしてもし注文が増えるようなことになれば「ありません。」を頻発することになりかねません。
なんやかんや言って販促活動をしないための言い訳を考えているわけですが、「知る人ぞ知る」生産者ではイケマセンかね・・・・。

ただ、販促活動で普段の価格が1割くらいアップするならやったほうが良いかもしれませんね。そこは他のメンバーの力に期待しましょう。
とりあえず、販促のための資料を木幡さんが作ってくれることになりました。
来週のミニストリートライブで配ってもらうようにします。

人間の代わりに資料で済ませれば御の字なのですが、どうなるでしょうか?
これでお茶を濁して・・・・・・。

金曜日, 8月 21, 2009

ダニ剤

ダリアの出荷が続くかぎり、相変わらずダニの防除に明け暮れております。
ダニ剤のローテーションと言っても、一作一回の使用に限られる薬剤がほとんどなので、次第にネタ切れになってきます。


アカリタッチやサンクリスタルと言った脂肪酸化合物は物理的にダニを死滅させる(=窒息させる)ので抵抗性がつかず何回も使えるので重宝しますが、殺卵作用は無いのが弱点でダニの密度を減らす程度でダニを駆除するには至りません。


「粘着くん」という同様の効果がある商品もありますが、こちらはでんぷんを原料としており、要は「のり」で物理的に死滅させる作用性です。 効果としては脂肪酸化合物の商品と大差は無いのですが、価格が割高なので頻繁に使ってはいませんでした。

これはデンプン液剤で「有効成分:ヒドロキシプロピルデンプン 5%」というものです。
要するにでんぷんを水に溶かしたものだと推察されます。
この容器1リットル入りで¥1,700ほどの価格です。
希釈倍率は100倍ですので100リットルの薬剤を作るのに¥1,700となり、通常使うダニ剤よりも高価なものになってしまい、頻繁に使うのは躊躇したくなる代物です。

ならば「でんぷんを水に溶かしたもの」を自作すればと思いネット検索。
やはり考えている人はいました。でんぷんが成分の洗濯のりを使えばOKです。

画像左側のものは小麦でんぷんとタピオカでんぷんで出来ているもので、500グラム¥78で当地のホームセンター(D2)で入手できました。
これを100倍に薄めて使ってみました。つまり50リットルの「薬剤」が原価¥78で出来るわけです。

さて、効果のほどですがけっこうあるように感じました。
うまく散布できたところでは、成虫はもちろん卵もコーティングされて死滅しているように見えます。

ちなみに100倍だとやや濃いようで茎がべたつく感じがしますが、このべたつきがダニに効くようにも思えます。200倍での散布も今後比較してみたいです。

まだ2回のみの散布ですが、花に散布しても薬害は無く、他の薬剤との混用も問題無さそうです。

ただ、あくまでも感覚的なもので、実証したデータがあるわけではないので、さらに今後使いながら検討していきたいと思っています。

どなたかお試しの方、既に実行済みの方、どんな状況かコメント頂ければ大いに参考になるかと思います。コメントお待ちしています。
ただし、もちろん登録農薬ではないので使用に際しては自己責任でお願いします。

希釈に関してですが、散布時に薄めると溶けきらないものが残りむらが出来るようです。
前日以前にペットボトルなどで水を加えて攪拌して2~3倍に溶かしておくと良いです。
それを長期に保存するにはカビの発生の恐れもあるので、カビ止め材を加えるか冷暗所に置くと良いかと思います。

使用後は固着によるノズルのつまりを避けるため、水を通して洗っておいた方がよいでしょう。

洗濯のりには化学合成の液体のり(クラノール等)がありますが、これもわずかに試しましたが使えるような気がします。

いずれにしろ「粘着くん」を発売している大手S化学、暴利を得ているのと違いますか?

金曜日, 8月 07, 2009

「ビーナス(ヴィーナス)」

今日のお勧めは、白ダリア、ビーナス(ヴィーナス) です。
スイレン咲きの大輪、茎も剛直です。

ブライダルはじめ業務需要に重宝される良品かと思います。
画像よりもさらに大きく開花し、白さが映えます。

今日も突然の注文があり、宅急便で都内の某有名ホテルに向け発送しました。

今日は草刈り作業中に蜂の巣を引っ掛けたのか、蜂の大群の猛攻を受けてしまいました。
飛び跳ねて逃げ、切り抜けたかと思ったのですが、右手親指の付け根を一ヶ所刺されました。

その後、村の診療所に診てもらいに行きましたが、
「蜂は黄色の3cmくらいのものでした。」と説明すると、
すかさず先生曰く、「アシナガ蜂だね。」と。

私は「足は長くなかったですよ。」と言うと
先生「アシナガ蜂だけでも18種類はいて、足の短いのもいるんだ。」と

私がまた「スズメバチの小さい感じのものですよ」と言うと
先生「スズメバチも14種類くらいいるが、アシナガと毒の種類は同じなんだよ。」と言いながらスズメとアシナガの形態の違いを図を描いて説明してくれました。

この先生、実は蜂の研究の第一人者なのです。
蜂に刺されたときはすぐに毒を出して、ここで診てもらうのが一番です。
ただ、この先生ご高齢なのでいつまで診療を続けていただけるのかが、村の悩みでもあります。

処方された薬を飲んで、症状は幸い軽く治まりそうですが、残念ながら、今夜の晩酌はなしです。

日曜日, 7月 26, 2009

「オレンジェム」

今日のお勧めはダリア オレンジェム。

混じりけのないオレンジ色は柑橘類のオレンジ色そのものです。
オレンジ色のダリアの代名詞と言っても良いほどの秀品。
知る人ぞ知る名品です。中輪のボール咲き。


曇天、雨。じめじめとした陽気が続いています。
とても梅雨が明けたとはとても思えない日々ですが、気象庁は「この雨は梅雨の雨ではない。」とのことで、梅雨明けの訂正はしない(関東)そうです。

しかし、梅雨前線の活動による雨に間違いなく、実際これは梅雨の気候でしょう。
(少なくとも信州の当地では。)

いずれにしろ蒸し暑い。標高800m、朝晩は涼しいのですが、日中は充分暑いのです。
体もこの標高に慣れているので、少々の暑さ特に蒸し暑さがこたえます。

ただでさえ出不精なのに、暑い下界のことを思うとさらに外出の足が遠のきます。

日曜日, 7月 12, 2009

「フラムドール」

今日はこちらをお勧めします。

「フラムドール」 黄金色の大輪、セミカクタス咲き。

咲き始めは「マヤの神秘」に似たオレンジ系の色合いですが、明るい黄色の単色に咲き進むにつれて変化していきます。軸はきわめて剛直です。花持ちも良く、蕾からでも大きく咲きます。


今日、木幡さんと話をしていて、「今年は出荷しているダリアの花の大きさを表示する。」という課題があったことを思い出させてくれました。既にかなり出荷しているのにこのことはまったく忘れておりました。
つまり、取り組むつもりがないと言うことでしょうか?

大きさと言っても1番花と2番花では大きさも違ってきますし、同じ1番でも株によって茎が細いものは当然花が小さくなります。
この品種は何cmくらいですよと表示してもそのとおりの大きさに咲くかどうか?
切り前が硬ければ大きく咲かずに終わってしまうこともあります。
実際問題大きさが表示がされていたとして、それを当てにして買う買参人の方っているのでしょうか?

私の場合入り数によって分けることをよくやります。
例えば茎の太いものは20本、細いものは25本の入り数と言った具合です。
当然細いものは花が小さいという傾向になります。
価格の方は20本入りより、25本入りのほうが1本単価は安くなる流れになります。
やはり見る人は見ているというか、阿吽の呼吸のような。

大きさの表示の仕方、良い方法があれば教えてください。
とりあえずは栽培品目のダリア画像アルバムに大きさをコメントしておきましょうか。
時間があればですが・・・・。

火曜日, 6月 30, 2009

試作品

7月がやってきます。
暑さで花が売れない時期ですが、ダリアの出荷が着実に増えています。

これも高冷地の宿命でしょうか。

まだ本年出荷予定の全品種が揃っていませんが、かなりの品種数、量です。
しかし、数が多くても売れなければお金になりません。
単価の低迷は毎年恒例で、この時期仕方が無いのですが・・・・・・・。
切り戻せばせって??????

「これでも(他産地に比べれば)売れている方ですよ。」と市場から言われれば、もっともかと妙に納得したような気になりますが、結局は儲からんのです。


今年も試作品を栽培しています。
ゆくゆくは起死回生の一品となって欲しいものですが、試作品ですので株立ち、丈の伸び、露芯等々とわからないことも多いので、実際のところは切花として出荷に向くかどうかは栽培を重ねてからでないと結論は出ません。
さらに、栽培はOKでもある程度の量を出荷しないことには評価も出てこないので、それにはまた数年の歳月を要することになるでしょう。

気の長い話です。

土曜日, 6月 20, 2009

ラークスパー


ラークスパーの出荷が最盛期を迎えました。
この時期の開花は咲き始めるとすぐ咲きあがり、満開になってしまいます。
時期的に結実の頃なので早く種子をつけようとする植物の生理がそうさせるのでしょう。
高温も関係するのか、頂花(天花)から咲こうとするもの、側枝も同時に咲くものなど季咲きとは異なる開花が見られます。

この時期のラークスパーを栽培して20年近くになりますが、未だ納得できる品種に出会えません。
立ち枯れやウドンコ病になりやすいもの、穂が短くなってしまうもの、花の間隔が粗くなってしまうものなど難点が見られるものがほとんどです。
自分で種取していても、固定していないせいか前年とは異なる形質が現れてしまうこともあります。

何年経っても上手く作ることが出来ません。今年もまたです。
そうは言っても、耐寒性は抜群で初夏のこの時期に作るには捨てがたい品目です。
単価は年々下げていますが、他に代わる品目もあるわけでもないので来年もまた作ることになるでしょう。

金曜日, 6月 12, 2009

ダリアの出荷開始

当ブログもhananikki2に移行させていただきました。
一個人の力、ボランティア精神でこのような素晴らしいサイトを運営していただけることに、感謝と敬意を表したいと思います。
個人での運営の方が自由度を確保できるのでそれを重視されているのだと思いますが、いつまでも無料で利用してて良いものかとあらためて思ってしまいます。
よくわかりませんが、業界のバナー広告くらい入れても良いのではないでしょうかね?



ダリアの出荷が始まりました。
ダニの活動も始まっています。

ダリアとダニにこれから6ヵ月ほど振り回される日々が続きます。それと低価格も?
いまのところウィルス株は見当たらないので、その心配からは開放されそうです。

来週から出荷品種数も増えていきますが、暑さに負けずお買い上げいただけることを期待しています

日曜日, 5月 31, 2009

例年どおり

梅雨入りしてもいないのにここ数日梅雨のような日が続いています。
今日で5月も終わりです。
今月はタイツリソウが霜でやられ、オダマキは風で曲がり出荷は低調でした。
年初からテンションが下がりっぱなしですが、さらに上がる気配なしです。

来月からは例年どおりの品目が例年どおり出荷される予定ですが、価格の方は例年どおりとなるでしょうか? 例年より「上げ」ならともかく、「下げ」ならばまたテンションが・・・・・。




派遣切りの話題もマスコミに取り上げられなくなりましたが、農業への「就職」はその後どうなったのでしょうかね。
おそらく低賃金がネックでほとんど農業には飛び込まなかったのでしょう。


それも当然。再生産価格を下回る状況が絶えない農業では低賃金が恒常化しているわけで「好きでなければ」勤まらない職業と言えるでしょう。

当然花き生産もこの範疇に含まれるわけで、「低価格-低賃金」に陥っています。
「売れない」と言うだけでなく、業界上げて方策を・・・・と思いますが、今まで、
業界全体の将来を見据えたオピニオンというものを業界を仕切る立場の方々から聞いたことがありません。

金曜日, 5月 22, 2009

アザミウマ対策


普及センターの依頼で画像のような防除試験を始めました。
狙いはアザミウマ類で、白いシートとハウス側面のシルバーのテープでハウス内への飛び込みを減らそうという試みです。
昨年、粘着シートで栽培期間中の捕殺数を把握してあるので、これら資材の設置でどれだけ効果がでるのかがわかります。
さて、どんな結果になるでしょうか?楽しみです。

月曜日, 5月 11, 2009

ダリア植え込み

「1月2日の那覇市からスタートした桜前線が約4カ月かけて日本最東端と最北端に到達した。 」とニュースで報じられていました。
今まで知りませんでしたが、 根室はチシマザクラで、釧路市と稚内市はエゾヤマザクラの開花のことだそうです。
桜前線というのだから、同じ桜、つまりソメイヨシノの開花が北上していくことをあらわしているのだと思っていました。
そうでなければ記録として正しい意味を成さない気がしますが・・・・・・、私だけ?????
思い返せば、沖縄もソメイヨシノではなかったような・・・・。

我が家のイヌザクラも満開です。


3月中旬より始まったダリアの植え付けもほぼ終了しました。
芽だしをしてすぐ芽が出る品種、なかなか芽が出ないもの、また、発芽を抑えるため冷蔵庫に入れっぱなしのものなどの組み合わせで随時植え込みをしてきましたが、ようやく終了です。

品種数は削ったつもりが、結局20品種になってしまいました。

いずれも他産地にはないものなので、定番の花色以外のものをお探しの方にはお勧めです。
今年もこのダリアに乞うご期待!

(品種の詳細は別途「裏庭日記」に近々アップします。)

火曜日, 4月 28, 2009

凍みる

霜注意報が出ましたが、ハウス内なら大丈夫だろうと思っていました。

朝、温度計の最低気温表示は-3℃の表示だったのでひと安心と思いきや、ハウスを開けるとずいぶん凍みている株がありました。
芽が死んだものは、また下から仕立て直しです。残念。
4月前半は初夏の暑さ、暑さに慣れたところにここへ来ての寒さの戻りで-3℃程度でも耐えられなくなってしまったのでしょう。

露地はさらに状況が悪く、しばらく出荷できません。
寒さに弱いなら咲かなきゃいいのにと思ってしまいます。

土曜日, 4月 25, 2009

市場視察


24日、世田谷花きに行ってきました。 開場時以来の訪問です。すっかり出不精となった私にとって気が重い出来事でしたが、メンバーの仲間に押されてようやく出かけました。

始めに、某仲卸でお話を伺いました。
草物に対する思いの違いを再認識させられると同時に、何か草物の回帰、復活につながるような道筋に向かって多少は努力をしなければならないかとも思いました。また、興味のある品目についてのアドバイスをいただきましたが、あまり実利的でないことが見えたようにも思いました。

市場ではM成、F川両課長にご多忙のところ長時間にわたり応接していただき感謝、感謝です。
ダリアを中心に今後の出荷・生産のアドバイスをいただきましたが、品種の絞込みが出来ていない現状ではまだまだ課題が多々あることに再認識させられました。
まずはできるところから一歩づつ改善していくしか道はありません。

最近テンションが下がりっぱなしですが、久しぶりに刺激を受け少しは力がでそうです。つかの間でしたが良い時をすごさせていただき、関係の皆様には厚く御礼申し上げます。
次は
是非この青木村でお会いしたいものです。

金曜日, 4月 10, 2009

花粉症

つい先日雪が舞っていたのに、昨日、今日は5月中下旬並みの気温に上昇。体がついていきません。
この気候変化、ここ数年で温暖化はすごい勢いで進んでいるように感じます。
「明日のエコ」ではもう間に合うまい。

こう暑いとラナンも株が休み、出荷も終了になります。
このあとラクスパー、ダリアが始まるまでは少量の草花類の出荷が続きますが、その一つがセリンセ。
寒さにも負けず生育し4月からの出荷が出来るのですが、この花粉結構きついです。

スギ花粉の対応が出来るようになって楽になったのですが、このセリンセの花粉でまたまた同様の症状が繰り返されます。来季は栽培をやめたいと思うのですが、代替の品目があるわけでもなしどうするか思案のしどころです。