火曜日, 12月 23, 2008

人生を掛ける

花作りに夢を抱き、それに人生を掛けようという独身のあなた。
今、何を考え、行動していますか?


当地、青木村には或る若き女性が黙々と花作りに熱中しています。

そんな女性と共に、その夢を具現化しようと思いませんか?

そう、あなたです。

最良のパートナーとともに開く未来。

一歩踏み出す勇気を持ち、努力しなければ道は開きません。

われこそはと思う方は当ブログの連絡先にプロフィールメールをお寄せください。

詳細を返信・お知らせ致します。

水曜日, 12月 10, 2008

ハナダニ?

ダリアの出荷もそろそろ終了して、球根の掘り上げ作業を進めないといけませんが、遅遅として進まずだらだらと越年してしまいそうです。
そうなると掘り上げてまたすぐ植え付けの時期が来るというような泥縄のつじつま合わせになりそうです。


気温も低下しダリアの開花もゆっくりになっていますが、ここにきてもまだハダニが増殖を続けています。ただ品種によっては葉はきれいなままで、いきなり花ビラにダニがはびこっていることがあります。ハダニというよりもハナダニというところです。
おそらく、葉の裏側よりも上部のほうが温度が高いので、そちらに移動するのだろうと思われます。日中は日差しもあり、夜間は電照の「放熱」もあり暖かいので、下部の葉の裏側よりも上部の花の蕾あたりのほうが生息場所として快適なのかと推測されます。

こちらとしては葉がきれいなのでハダニはいない、またはわずかだろうと思って安心して採花しているのですが、よく見ると花びらあるいはガクにダニが闊歩していることが散見されがっかりしてしまいます。こんな花を知らずに出荷してしまうと当地よりも気温の高いところにいくわけで、ダニが活発に動き出すことでしょう。
現状では薬散やくん煙剤もなかなか決定的な効果がないので廃棄するしか対策はなさそうです。
要するに、そろそろダリア出荷の潮時ということでしょう。


次は冬作に期待、徐々にラナンキュラス、アネモネの出荷量も増えてきました

火曜日, 11月 25, 2008

積もる

昨晩から雪となり、朝にはうっすらと積もっていました。
この時期に積もったのはここ数年の記憶にはありません。
幸い、先週末タイヤ交換を済ませていたので、出荷の朝もあわてずに済みました。


星空の夜は放射冷却で冷え込みが強いのですが、雪降りというのは冷え込みがゆるいので助かります。しかし、助かるのは燃油の消費ということで、朝の出荷作業では寒いのに変わりなく、動きが鈍ります。

この先ますますこういう日々が増えていきますが、出荷はまだまだ続きます

寒さがましても懐が温かくなればいいのですが・・・・。

水曜日, 11月 12, 2008

煙に巻く

久しぶりに夕焼けが望めました。
明日は晴れるのかと思ったら、まだ曇りが続くそうです。

このところ冷え込みはゆるいのですが、日中の曇天で温度が上がらず開花のスピードが落ちています。
今後の見通しはですが、燃料代を考慮しながら年内はダリアの出荷を続けたいと思っています。

このところ日中もハウスを閉め切ることが多くなりましたが、そうなるとまた病虫害が発生してきます。まいどお馴染のダニ、ウドンコ病がちらほら見受けられます。
出荷を続けたいので
拡がる前に防除したいのですが・・・・

この時期、気温が低いと薬散も何かとやりにくいので、煙に巻くことにしました。

果たして、くん煙剤の効果はあるのでしょうか?
過去にも今頃の季節には良く使いましたが、よくわかりません。
アブラムシの場合は比較的効果が目に見えるのですが、それ以外の場合、くん煙剤によって病虫害が治まっているのでしょうか?
実際は気温の低下によって活動が治まっているような気もしますが、
おまじないよりはましというところですかね。

木曜日, 10月 30, 2008

冬の時代

もうすぐ米国の大統領選挙が実施される。
今回の世界的な金融危機の元凶はアメリカであるにもかかわらず、「政治空白」などお構いなしに予定通り選挙は実施される。

さて、日本は? 当事者の米国は選挙を実施するするわけだから、対岸の火事が飛び火してきていると言って、「政治空白」「景気対策」を理由に総選挙を先延ばしにするのは理由にならんだろう。
さっさと総選挙をやって、その結果信任を得たものが政策を実行するのがすじだろう。

バラマキの景気対策をやって、あとから税金で回収するって?
いずれにしろすぐに景気が良くなることはない。
この業界も当分の間「冬の時代」がつづくのか、嗚呼!

この冬も昨年同様の作付けをした。
昨年同様の単価が得られれば良いが・・・・・・。
灯油価格は昨年以上の水準でのスタート、経費はすでに昨年同様ではない。
純利益が圧縮されていく流れは変わらないかと思うと気が重い。

秋風が身にしみる今日この頃。

日曜日, 10月 19, 2008

注文のFAX

数年前は、夕方家に帰ると注文のFAXが着ており、薄暗い中また花を採りに行くというようなこともありましたが、携帯電話が普及し山奥の圃場にも電波が届くようになってからは、注文には頻繁に携帯電話が使われるようになりました。

もちろん携帯だけでは不十分なところもあり、FAXも必要な面があります。
圃場では筆記具を持ち歩いていないので、注文件数が多くなると覚え切れませんし、また注文者の買参人番号を記載する場合はその番号まではとても覚え切れませんので、FAXのほうが確実だとも思います。

しかし、携帯で確認電話があり、詳細をFAX送信するようでは通信費がかさみ市場の手数料収入を食いつぶすのではといらぬ心配をしてしまいます。
こちらの問題としては、A4用紙に注文項目1件だけのものがFAXで数回来ると、紙の無駄かと思ってしまいます。
出来れば数件分まとめてFAXしてもらえれば良いのですが、なかなかそうもいかないようです。

蛇足ながら、今季普通紙FAXに換えたのでメーカーの思うつぼになってしまい、消耗品のインクを無駄使いしてメーカーの売り上げに貢献することにもなっています。


そんな折、先日から携帯メールでの注文を活用していただけるようにになりました。 これだと注文に掛かる通信費も割安になるでしょうし、受注確認を返信することも出来るなどいろいろメリットがありそうです。1件だけの注文FAXよりもはるかに無駄がありません。

ただこれは梅田生花、世田谷花きの担当者各位の個人的努力でなされているだけの段階です。
また、すべての生産者が対応できるものではないことも確かです。
しかしながら、有効な手段であることは間違いないので、今後は市場全体で取り組んでいただきたいと思うところです。


土曜日, 10月 04, 2008

共存?

「テロとの戦い」は永遠に続くのか?
相手を叩きのめすまで終わらず、けっして共存共栄はあり得ないのか?

最近モグラが巣作りを始めたらしくトンネルを作っているようだ。
何ヶ所もダリアの畝の下から土を掘り出してくる。その都度踏み潰しているが、何度やっても掘り出し作業は止まらない。モグラ叩き状態。水攻めもしてみるがなんら変わらない。

仕方が無いので、捕獲器を設置、計3匹を捕らえた。

今回もそうだったが、3匹捕まえると活動が終息することが多い。
3匹が集団で行動しているようだが、この3匹の家族構成は、親子か?はたまた一夫多妻あるいは一妻多夫か?

他の場所でもモグラの活動が盛んになってきている。
やはり共存はありえないか・・・・・。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

月曜日, 9月 22, 2008

モラルの欠如は?

作る立場、売る立場、買う立場。
それぞれが納得・満足いけばいいのですが、なかなかそうはならず歪んでいるようです。

買う側が安いものを求めているのか、作る側がコスト削減に追われているのか、安い原材料に手を出す流れが出来上がり、結果イレギュラーな商品が世に出現している。

事故米、某国の安い生乳 これらは国内では過剰で生産調整をしているものですが、それを使うよりもさらに安いものが求められている。

作る側が悪いのはもちろんですが、所得が伸び悩む世帯が多く、安い商品しか売れないよう社会になってしまったことにも遠因はあるでしょう。

また、本物がわからず、まがい物が平然と流通していることにも起因しているでしょう。

いずれにしろ、モラルがなくなったらおしまいです。

果たしてわが業界は如何に?
言える事は、適正価格で商取引がおこなわれないといずれはモラルの欠如が進行していくでしょう。
進行しているか???

月曜日, 9月 08, 2008

薬害

ハダニの防除薬剤は抵抗性がつきやすいので、その使用は1~2回/1作となっているものが大半です。
また、効果のある薬剤の数も少ないので、輪番で使っていくと次第にネタ切れになってしまいます。

今季もネタ切れ間近になってきたので、先日は果樹に有効なダニ防除薬剤を転用しました。昨年も少量使ってみて問題なさそうだったので、他の殺菌・殺虫剤と混用して散布しました。


翌日、圃場を見回しても問題なかったので、採花をしましたが、出荷時になってびっくり、葉が真っ黒になっていました。薬害です。圃場では問題ないのですが、採花後に影響がでてくるようです。品種によっては採花後、出荷をした後から影響が出るものもあるようです。

混用が悪かったのかもしれませんが、他の殺菌・殺虫剤でも果樹用のものは薬害が出やすいので、使わないにこしたことはありません。と言いつつも、来季は濃度を薄くして散布しようかと懲りずにまた博打を考えています。

うわさによれば、来年は新しいダニ防除剤がいくつか登場するそうです。

日曜日, 8月 24, 2008

アップアップ Up Up

また経費が上がる。
縦箱の運賃が¥100アップとなることが決まった。
横箱に比べ積み込み、積み替え作業に手間がかかるのが理由だ。
ダリアの縦箱・湿式輸送は当たり前となった現在、縦箱だからといって高単価をのぞめるわけではない。
このコストアップはまたまた生産者が負担するしかない。
厳しい!


当地ではこのところ異常なほどの涼しさが続いている。すっかり秋である。
下界でもそろそろ気温も下がり、花が売れる季節になってきただろうか?
飛躍的というのは無理だろうが、そこそこ売れてほしいところだ。
できればコストアップ分を吸収できる価格にならないものか?
期待している!

火曜日, 8月 19, 2008

秋を待つ

  お盆が過ぎていよいよ秋を待つばかりのダリアハウスの様子です。
  ここ青木村では、お盆が過ぎると急に涼しくなりました。 そのうちまた残暑厳しき日々にもどるものとおもいますが、、、、  
   ダリアには、ホッと出来る日々が続いているように感じます。。。。


  まだ、私のハウスでは、ダリアが咲く気配はなくただただ、じっと秋を待っているように思います。
  ただ、『虹』だけがだらだらと咲いています。 明日からは、電照の準備に入ります。
  

日曜日, 8月 17, 2008

秋冬へ

ダリアの電照ラインを設置し始めました。
いよいよ秋の商戦に向け準備ですが、果たして相場は期待できるものになるでしょうか?
盆明け早速ダリアの注文もきていますが、このまま盛り上がっていくかどうか?

相場の動向とは関係なく、ダニの成育だけは盛り上がっています。薬剤もネタ切れ間近で、ダニサラバと願いたいです。


冬支度も始まりました。
今年もラナン。経費はかかりますが、冬季の方が夏季よりも相場は安定しているのが魅力です。
今季の燃料相場は高騰しているので、経費に押され期待通りにはならないでしょうが、ダリア同様、作りがいのある花なのでやめられません。

火曜日, 8月 05, 2008

雨季か?

お暑うございます。
暑さといっても信州らしからぬ、梅雨終期のような暑さそして雷雨。
梅雨明けしていないのか?????

こういう年は残暑が厳しいとか?????
市況も低迷続き、これでは明るい兆しは見えません。

白のダリアの定番:ラネージュ

天候にも左右されず、次々に花をつけてくれるタフなやつ。
株整理も追いつかないほどの花立ち。

市況が低迷しようがお構いなしにがんがん花をつけてきます。
今月は少し休んでいただきたいところですが・・・・。


○く○よりもはるかに使い勝手もよい品種です。よろしく。

土曜日, 7月 26, 2008

新顔

今秋デビュー予定の新顔。
来季の主力へ化けるかもしれないので、すこしづつ出荷して反応をみたいのですが、この安値では意味がなさそう。


こちらも新顔ですが、屋外と屋内、そして画像。どれも色合いが違ってきます。
近々実物をご覧あれ。

火曜日, 7月 15, 2008

ブライダルフェアー

某ホテルのブライダルフェアーに使っていただきました。 ブーケやテーブル花として好評だったそうです。

左;ビーナス
下;ラビエンローズ



今後さらにブライダルフェアーにて使っていただけるものと思っています。よろしくお願いします。

   



今季も限定生産ですが、ルージュの出荷が始まりました。
鮮烈な赤色は他に類を見ない花色です。


また、今季のニューフェースも続々と開花が始まりました。 まず始めはセシボンです。



木曜日, 7月 03, 2008

最近のトピック

もう7月です。歳のせいか月日の流れるのが早く感じます。
あるいは、出荷に追われて曜日感覚がなくなっているせいかも知れません

半年が過ぎてしまいましたが、昨年対比で売り上げの伸びは大してみられません。 経費が増大しているので、実質マイナスでしょうか。

最近のトピック

先週より出荷の運送会社が変わりました。 今までは関東の運送会社が集荷に来ていましたが、突然関西方面の輸送が出来なくなったので急遽全面的に地元の運送会社に変更となりました。
今までの運賃は非常に格安で、こんなに安く運べるものかと思っていましたが、やはり「安物買いの銭失い。」でした。銭は失っていないので「安からろう、悪かろう」という結果ですか。 安ければ良いというものではないと、常々思うのですが・・・・・。
学習しない人たちが多い、多い。
今回の運賃は以前の5割以上アップ、「安心」という保険が含まれるのでしょうが、この経費高の流れの中ではかなり応えます。

好評販売中;オレンジェム

話変わって、花粉症。

このごろまた花粉症の症状が出ています。 スギの時期はなんとか軽度で乗り越えたのですが、この時期に花粉症になるのは初めて。
原因は特定していませんが、どうもイネ科の牧草のようです。
雑草としてイタリアンライグラスが今年は増えているのでこいつの仕業でしょうか?それかオーチャードグラスか?
鼻水は出ないのですが、目が痒くなります。最悪はアルコールを飲むと咳き込んでしまうことです。 缶ビール1本以上で咳が止まらなくなります。
以前スギでもこんな症状が出ていたので、この症状が続くようであればまた呼吸器系の薬を処方してもらわなければならないでしょう。
しかし、イネ科の牧草の場合、花粉の飛散期間はさほど長くないので、すぐに回復することを願っています。

木曜日, 6月 19, 2008

画像の更新

ラクスパーに加え、2月に挿し芽をしたダリアの開花が急激に増えてきました。
出荷が忙しくなっています。

画像の更新または追加しました。
ラクスパー:ライラック、クリスタルピンク、ラズベリー こちらから

クリスタルピンク

ダリア:ラビエンローズ、アーベンロート、オレンジェム
 こちらから

ラビエンローズ

火曜日, 6月 10, 2008

ラクスパー

今年もこの時期はラクスパー。

5月は意外と暇でしたが、6月は急激に出荷が増えます。
常々出荷の平準化を考えてはみるのですが、上手くいきません。
気候には逆らえないと言う事でしょう。

金曜日, 5月 30, 2008

視察?旅行

村の花き出荷組合の行事で なにわ花き、梅田生花およびダリアの産地へ視察に行ってきました。市場ではこのところの安値基調をあらためて実感させられることになりましたが、某ダリアの産地では”百聞は一見にしかず”ということが多く、何かと参考にりました。
画像はこちらから

当組合は老人クラブのようなもので、自分が栽培している品目の品種名も知らないような人もいて、いっしょに市場見学に出かけるには恥ずかしくなってしまうのだが、当組合の役員になっているので今後も不本意ながら同行していかなければならない。
”老人クラブ”の方々は視察よりもその後のスケジュールが楽しみで参加しているところがあり、今回は「天の橋立」に泊まるのでついてきたようなところがある。
市場ほか視察先の方々に失礼極まりない話である。

いずれは視察旅行と慰安旅行は別立てで企画するようにしたいと思うが、”老人クラブ”の諸氏に同意いただけるかはわからない。

ダリア栽培、あるいは他の花でもいいから新規就農の希望者はいないものだろうか?
少しでも若い生産者が増え”老人クラブ”色を薄めるようにしたいと幻想を抱いてしまう。
村内の人材にはほとんど期待できないので、我々同様外からの移住者にそれを求めるのだが、現実的には簡単に出来ることではない

金曜日, 5月 16, 2008

今年のダリア


ダリアの出荷が始まりました。 出荷量はわずかですが、徐々に増えていくことでしょう。
いずれ間もなく、芽かきとダニ防除に追いまくられる日々がやってきます。

資材ほか経費は着実に増加している中、相場はいまひとつの気配です。
このダリアが頼りですが、中輪種が主体のうちのダリア構成としては、「いつまで大輪に惑わされてんの?」「今年は中輪だよ。」と気合を入れて出荷するつもりです。
しかし、どこまで健闘してくれるでしょうか?

とは言っても、期待しても仕方が無いことなので、結局は淡々と出荷をするだけです。

火曜日, 5月 06, 2008

セベ・バレステロス?

タイツリソウは昨秋に植え替えたので、今季の花立ちは少なく出荷はすぐ終了の見込み。

次はバルストリス。
この名前を聞くと80年代に全盛だったゴルファー、セベ・バレステロスを連想する。
名前の由来には関係ないと思うが、出荷時に名前を書くときに頭に浮かび、絶えず間違えそうになる。

露地でこの時期に咲くのは良いのだが、
ユーホルビア属特有の乳液がでるので、ちょっと扱いにくい。

月曜日, 4月 28, 2008

鯛釣り


セリンセもいい花なんですが、花粉がねぇー・・・・。
スギ花粉への対処がうまくいくようになったのに、代わってセリンセの花粉症がひどくなってきました。
この調子ではいつまで作り続けられることやら・・・・・。



そんなセリンセですが、いよいよ終わりに近づきました。
細くなってきたので倍束構成が増えます。


次は鯛釣りの季節です。

水曜日, 4月 16, 2008

順調です。

2月に挿し芽をした苗も順調に生育しています。
霜が降りるような気温でもハウス内ならば無加温でもOK、通常の球根植え付けにくらべ1ヶ月以上早く摘心の作業になります。

出庫した球根は現在催芽作業中です。
今季の球根貯蔵は腐りもまったく無く、好成績ですが
、品種によってはなかなか芽が動かないのもあります。画像のように芽が出れば簡単なのですが、最終的に必要球根数が確保できるのか現時点でははっきりしません。

金曜日, 4月 04, 2008

ダリア球根貯蔵②


球根の発育が悪いものも貯蔵しましたが、発育の悪いものはクラウンも形成されていないので芽が出てきません。その代わり上部の茎を残しておくと節から発芽し始めます。
このまま植ええつければ問題なく生育すると思われます。

球根形成が悪くても捨てるに及ばず。
先日の挿し芽を採る方法とあわせて利用価値は充分ありそうです。

土曜日, 3月 29, 2008

ダリア球根貯蔵①

球根を掘り上げないで越冬据え置きするとどうなるか試してみました。


結果は画像のとおり越冬し、芽も動き始めています。


最低気温氷点下12℃超の日々が続く中、ハウスは開放状態にしてありましたがそんな条件でも越冬、意外に耐寒性はあるようです。土が凍みなければなんとか越冬可能ということでしょうか?

これで作型の幅が広がれば面白いのですが・・・。

土曜日, 3月 22, 2008

ダリア出庫


保存していたダリア球根を出庫しました。
今後は催芽しながら、分球し随時植えていきます。

今季は保冷温庫を使ったせいか、保存状態が良いようで、必要な球根数は十分確保できそうです。
保存中の温度、湿度など充分把握できていませんが、今回の方法はかなり分の良い方法だという気がします。

土曜日, 3月 15, 2008

予定変更、こちらも・・・

例年この時期はラクスパーの定植作業をしているはずなのですが、今年は予定変更です。
2月初旬に挿し芽をしたダリアの苗が予想以上に生育してしまい定植時期となったので、それから先に定植を始めることにします。
ラクスパーにはもうしばらく待機してもらいます。

その後はダリア球根の植え付けと春の作業が続きますが、なまっていた体がきしみます。

水曜日, 3月 05, 2008

「聞こう 植物の会話」

先日の朝日新聞の記事より。
「虫に食べられた植物が、化学物質で虫の天敵を呼び寄せ、自らを守る。」


コナガの幼虫に食べられたキャベツが天敵のコナガマユバチにSOS信号を送っていると論文発表したのは00年のことだそうだ。
ベンゼン環を持つ揮発性物質を発生させ天敵を誘引するらしい。
また、アオムシがキャベツについた場合、その天敵アオムシコマユバチにはベンゼン環に結合する物質を変化させ、虫によって発生させる揮発性物質を使い分けるそうだ。

さらに、虫害を受けた固体から発生する物質を周辺の固体は信号として受け取り、「食害の防衛に関する遺伝子」を活性化させ、食害を防ぐ物質を生成し防備するそうだ。

このように化学物質を使った”自己防衛システム”が植物にはあることが明らかになって来たが、将来はこのシステムを応用し、現在の農薬による防除とは異なる防除体系ができるのかもしれない。
今後に大いに期待したい。(特にダニに関し)

火曜日, 2月 19, 2008

挿し芽 つづき

先日よりダリアの挿し芽をしていますが、良好な結果です。
100%近い発根率で、初夏の挿し芽では発根しにくかった品種も速やかに発根しています。
意外にも、この時期のハウス環境が適しているようです。

画像は挿し芽後3週間ほど経過したものです。

火曜日, 2月 12, 2008

春はまだ?


今季も暖冬傾向、寒さは長続きしないだろうと高をくくっていたら、冷え込みがなかなかおさまりません。雪が降っても融けないので、昨年より積雪は多いです。今日もまた雪。 寒い!

寒さで?ブログの更新も凍結気味ですが、久々に花の画像を・・・・。
日照も不足気味で花も苗もやや軟弱な育ち方、早く日差しがつつき健常になってほしいところです。
ただ、定植の準備もまだまだ始められそうもないので、苗の生育は急がずに願いたい!

日曜日, 1月 27, 2008

エマルジョン燃料

このところ連日最低気温が-10℃~12℃となり、冷え込みがきついです。
しかし、日中はハウス内は十分温度があるので、厳しい条件ながら花もがんばって咲いてくれます。
ただ、暖房燃料の消費が激しくなり、少々頭の痛いところです。

今日聞いた話によると、エンジンオイルなどの廃油に水を混ぜて、暖房の燃料に出来るそうで、燃料代が1/4になるとのことでした。
早速、ネット検索してみたら記事がありましたが(日経ネット記事)、まだ実証試験段階のようで、廃油の安定的な確保、燃料の乳化装置、バーナー代などを考えると簡単な話ではなさそうです。

しかしながら、用途は違ってもバイオエタノールを作るよりはるかに実利的で有意義な燃料だという感じがします。
今後に期待したいところです。

木曜日, 1月 17, 2008

挿し芽ふたたび

掘り上げたダリア球根の一部を仮植えしてあります。目的は漠然としていて”お試し感覚”です。

上の画像は1月10日。
下の画像は1月15日。
さほど高温にしているわけではないですが、これだけ生育が早いと挿し穂が簡単に採れそうです。
昨年みなみ信州に視察に行ったとき、「冬季の挿し芽(ダリア)の歩留まりは非常に良い。」というような話だったので、ちょっと試してみたくなります。

うまくいけば球根保存のリスクを回避することも可能だし、年間2回の挿し芽で100倍以上の増殖率にすることも可能かもしれません。
やってみる価値はありそうです。


水曜日, 1月 09, 2008

やはり暖冬


お暑うございます。
ここ数日、例年に比べはるかに暖かく、雪もすっかり融けてしまいました。

暖房の燃料消費が減るのはありがたいのですが、こんなに暖かいと3月定植予定を2月にしなければならないかもしれません。
作業がたてこみ薪割りなど冬仕事もゆっくりやっていられないのは困りもの。
今後の推移はどうなるのでしょうか?

土曜日, 1月 05, 2008

お楽しみ


ダリアの球根掘り上げを再開。
刈り込んでみると、すでに次の芽が伸びていた。
このまま据え置いて越冬栽培も出来そうだが、今季は球根増殖を優先するのでその試みは来季のお楽しみに。

水曜日, 1月 02, 2008

今年も変わりなく


あけましておめでとうございます。

明日の出荷に向けて、採花をする。
年が明けたからと言って、何かが変わるわけでもない。
また、日々の作業が待っている。

ただ、昨日の次に今日が迎えられたことに感謝して、
今日の次に無事に明日が来るように努力する。ただそれだけ。

日々こつこつと努力する。継続は力なり。
今年も変わりなく、日々仕事ができればそれに勝る幸はない。