金曜日, 9月 17, 2010

NC NR

木幡さんのブログのとおり、この時期の虫害が多いです。

孵化した直後の幼虫は、花の中心を凝視しないとわかりません。
体長2~3ミリ。これを見逃すとすぐに画像のような大きさになりバリバリ食害されてしまいます。
さらにそれを見逃すと体長2~3cmもう花の体をなしません。

主にオオタバコガですが、シロイチモンジヨトウ、やアオムシも見受けられます。

毎週薬剤散布していても防げません。
例年なら出荷に大きく影響するほどではありませんが、今年はひどい!
ロスの山です。

ハウスをネットで囲んで,侵入を防ぐとの指導もありますが、ハウス内の通風が悪くなるのでしたくはありません。
ダニを防ぐのにハウスの周りにダニ返し(ねずみ返しのようなアイデア)を設置したら良いと、農文協の本の内容をそっくり熱弁していた普及センターの技師がいましたが、まったく非現実的な対策です。
このネット案も同様な気がします。

いずれにしろ、はやく気温が下がり虫の活動が治まるのを待つばかりです。

現在の出荷品について、完全に虫害のものを除去できる自信はありません。
もし虫害があればクレームの対象になることもわかりますが、今年は「多少のことは勘弁してよ!」と言いたくなります。

気持ちとしてはヤフオク並みの、ノークレーム、ノーリターン です。