水曜日, 4月 11, 2012

みのる静電噴口・その後

以前、みのる静電噴口FS-11の事を記しました。こちら

その後どうなっていたかと言うと、
メーカーが代品を提供してくれましたが、当初所有のものと大差なく、洗浄剤の効果もほとんどなしというところでした。使い始めは良いのですが、しばらく使っていると漏電して帯電せずとなりました。

しかし、改善策がありました。車の窓に使う撥水剤 glaco ガラコです。
取説のとおり電極部を分解し、水または洗剤で洗浄後にこれを吹き付けると効果大です。
その後は毎回あるいは頻繁に洗浄しなくとも十分実用に耐えます。

そんなわけで、トラブルをすっかり忘れて使っておりましたが、みのる静電噴口の新製品FS-50が今年発売になりました。こちら

製品案内によると、

「噴口部分の改良によりトラブルの原因を取除きました。
・漏電の原因となる濡れや結露に対し内蔵のヒーターで最適な状態を維持。
・農薬の付着による汚れなどが激しい場合は、充分な帯電効果が得られない場合がありました。
 そのため、噴口部分の分解洗浄が容易で組立ても簡単に行えるよう構造を見直しました。」

とあります。

要するに、以前の機種FS-11では上のようなトラブル=欠陥があったということを、明白に認めている記述になっています。

やはり、「リコール対象」製品と考えてもあながち間違ってはいなかったでしょう。

そうは言いながらもこの新製品に期待もしています。
価格は10万円近いですが、そのうち入手して、今シーズンはこれで防除に努めたいと思います。

使用の感想はまたそのうちに。