月曜日, 5月 24, 2021

ミストで防除作業 その4 使ってみました

使ってみての感想。ビニールハウス内での作業です。

噴霧量が僅少で済む。今までの静電噴口を使った噴霧で20ℓ使うところを2~3ℓで済んでしまいます。

作業時間も短縮。ホースを引っ張らないので快適に進めます。通常噴霧作業は後進で行いますが、この噴霧器ではブロワーで飛んだ飛沫は広がらないので、正面ではなく、左右どちらか片側に噴霧すれば前進しても問題なさそうです(見えない飛沫が漂っているかも?)。結果、スピードアップできます。

防除の効果ですが、今まで同様の効果はあります。今以上の効果が望めるかは????
効果が同程度だとしても、使用農薬量を大幅に減らすことができるのは、経済的に大きなメリットです。

問題点ももちろんあります。
帯電させた電気に感電する、つまり静電気にパチッとくることがあります。冬にドアに触った時などのパチッとするよりも激しいです。ゴム手袋をしていても感じることもあります。本体スイッチを触る時になるのですが、毎回必ずではなく、たまにです。どういう状況だとそうなるのか不明です。
 
 

上の画像ですが、ブロワーのスイッチ近くに金属プレートがあり 、これに握って作業すると静電効果が高まるとの記載もあるのですが、なんだか意味は分かりません。
ここから、アースを取って地面に抜けるように加工したほうが良い気がするので、やってみます。

充電についてですが、バッテリーチャージャーに小さな光表示があり、赤-充電、緑-充電完了となっていますが、本体のLEDパネル表示で充電100%になっても、チャージャーは赤のままです。どちらの表示が正しいのでしょうね?
 
また、同パネルの温度表示は「華氏」です。 「摂氏」に換算するには次の通り、
「摂氏(℃)={華氏(℉)-32}÷1.8」 ※華氏(℉)から32引いて1.8で割る
 
計算が面倒なので、おおよその換算は、
「摂氏(℃)={華氏(℉)-30}÷2」 ※華氏(℉)から30を引いて2で割る 
でもわかりそうです。

 

予想通り有益な機材なので、アースで感電対策をして使い込んでいきたいと思います。


本体の背板を外した内部の画像ですが、

 
けっこうしっかりした作りです。
右側の四角いのがリチウムイオン電池です。交換も可能ですが、問題なければ2,000回は再充電可能らしいですが、20回/1年くらいの使用で10年程度が現実的でしょうか?
それよりも他の部品が先にダメになるかも?
問題なく使い続けられることを願っています。

 

なお、参考動画にもあるように部品交換が可能なので、部品さえ手に入ればトラブルに対応できそうです。

(内部フィルター取り付け)

   

(ブロワーファン交換)



 

 

土曜日, 5月 08, 2021

ミストで防除作業 その3 購入しました

 



さて、この機種の購入をすることにしましたが、Amazonでは25万円以上、Alibabaでは13~4万円、となれば安い方を選択するでしょうね。

ただ、Alibaba を使ったことがないので、ちょっと不安がありましたが、Amazon、Alibabaいずれで買おうと商品は中国から送られてくるので、Alibabaを使うことにしました。

(参考)

 

Alibabaと海外個人向けのAliexpressがありますが、ネットの記事ではAliexpressの方がやや高いとのことなので、japanese.alibabaを使うことにしました。

先ずは会員登録ですが、PCでjapanese.alibaba.comから入力しようとすると何故か面倒です。スマホアプリのAlibabaから入力するとわりと簡単にできました。

Alibabaでこの機種CNMC-790を検索し、$1,000/1台のものがあったので、ここで購入することにします。PCで購入しようとすると送料が「要交渉」となるが、スマホだと送料が表示されたのでスマホで入力操作。送付先の入力、クレカで支払完了させ問題なく終了。

2時間くらいしたらメッセージが・・・・。「この送料では送れない。これには蓄電池が搭載されており、蓄電池を送ることができるのはアリババの業者でなく、別の運送会社でなければできない。」とのこと。

それに対し「アリババで表示されたのだから、こちらには責任がない」と返信してその晩は終了。

翌日、あと50$必要だとメッセージが来る。支払った送料は15,000円ほどなのですが、ほかのサイトでは20,000円くらいのところもあるので、これは吹っ掛けてきているわけでもなさそうだと思い、応諾することにしました。追加分はpaypalで払うことにしました。やはり、送料は「要交渉」という事だったようです。

その後、Alibabaのサイトでは「発送待ち」と表示されたままでした。

「即日出荷 」となっていたので、三日後に配送状況と追跡番号を尋ねましたが、了解の旨。さらに、二日後再度尋ねましたが、返信無し。

やられちゃった! と思いきや、半日後、送付伝票の画像を送信してきた、昨日発送だと。「即日出荷 」じゃないじゃん。 運送会社がわからないが、また問うのもうっとおしいので、DHL,UPS、FEDEXの順に追跡番号を確認するとFEDEXでヒット。3日後に到着予定とのことで一安心。あとは到着を待つばかりです。 しかし、Alibabaのサイトでは未だ「発送待ち」と表示されたまま???

 推測ですが、このサプライヤーは在庫を持たず、受注すると深圳のメーカーから直送してもらうやり方なのかと思います。それで、なかなか、追跡番号を把握できないのかと思います。

この事を尋ねてみたら、この会社は山東省ですが、「蓄電池付きの機種ですから蓄電池を送付できる深圳の運送業者に自社工場から送り、そこから香港経由で発送される」とのことでした。  

上海から送れないのかという疑問が残ります。上海よりもはるかに南の深圳に送れば、送料が余計にかかるでしょうに?????

その後数日が経っても香港から出発せず、なるようにしかならないとあきらめていたらメッセージあり。FedExでは蓄電池の問題で送れないので他を探すとのこと。

 

そんなに蓄電池が問題なのかと思い、リチウムイオン電池にに関して調べてみると、航空輸送は年々規則が厳しくなっているようです。この4月にも変更になったようです。発火の危険性があるので、特に100Wを超えるものは運送会社によっては受け付けないところもあるようです。

今回の機種のバッテリーは24V30Ahというサイズで電動自転車などに使われている大きさのようで、そのくらいのものになると簡単に輸送できないようです。しかし、リン酸鉄リチウムイオン電池は安全という記載もネット上でよくあるので、すべて危険というのもよくわかりません。

その後UPSで引き受けてくれることになったようですが、やはり「危険物」扱いで、バッテリーと本体は別梱包が望ましいようです。 また、旅客便は不可、貨物便のみ搭載可能のようです。

UPSの引き受けから1週間経過してようやく届きました。発注後3週間超、そんなもんですかね。Alibabaは初めての利用でしたが、これからも使えそうな感触を得ました。

ともかく、無事届いて良かったです。簡単な試運転をして動くことは確認しました。使用した感想はまた後日あらためて。

因みに支払った金額は

商品代金   ¥129,416(貿易条件DAP、送料は通関前までのもの)

追加送料       ¥5,682

国内送料       ¥2,400

合計金額 ¥137,498 


手作り感いっぱいのクッション材梱包でした。

 


 

 

 

 

 



土曜日, 5月 01, 2021

アネモネの種まき

アネモネは4月中旬で出荷を終了にしました。

それから時を経ず、次シーズンに向けた種まきを開始します。種から育てると、一年中付き合っていることになります。何と手間のかかるヤツなのでしょう。しかし、出荷期間は12月から4月、冬場の稼ぎにはちょうど良いです。



 昨年末に植物育成用LEDを増設した育苗棚を使います。

冷蔵庫内設置、15℃で管理(それ以上の温度設定ができない仕様なので。)。発芽後、鉢上げして育成、9月定植予定となります。

球根からの栽培と違い、5~8℃の低温処理は不要、比較的生育が揃う、ウィルスの感染が無い、等々の利点があります。