木曜日, 3月 15, 2007

不耕起連続栽培



不耕起連続栽培。
これからラクスパーの定植始まり。そして後作はラナンキュラス、さらにそのあとにダリア。
つまり作型は3月~7月/ラクスパー、9月~6月/ ラナンキュラス(球根堀上まで)、6月~11月/ダリア。
2年間で3作を不耕起で連続栽培する。

この作型では連作障害は無い。これは連作しないから当たり前のこと。また、施肥を少量で済ませるが地力があるから出来るワザ。

これは師匠の教え「べと(土)作り」を続けてきたからこそ 20年近く土が答えてくれるのだろうと思う。
ものが作れるようになるのに3年、納得できるものが作れるようになるまで10年と言われたが、まさにそのとおり。今は地力の維持が課題だがまだまだ奥が深い。「べとに預けておけばものはできる」と言う師匠の言葉には近づいた気がしても、また遠くなるその繰り返し。毎年毎年悩みが多い。
それもそのはず、表土10~20cmの土壌検査の結果と実際の耕土30~50cmを相手にするのでは考え及ばぬ世界があるわけだ。
間違いないのは団粒構造、ミミズが多い、耕土が深い、そういう土であれば根はすくすくと伸び上体の茎、枝もそれに応じてしっかり健全に生育していく。
近年の生育はかなりいい感じになっていると思うが、それで良しとはならない。これからも「べと作り」は続く。