土曜日, 5月 18, 2013

ご冗談でしょ。

今後10年間での農業・農村の所得を倍増する「所得倍増目標」

まさかこれが成長戦略になるとはね?
農業関係者ならこんな話は絵に描いた餅だとわかるはず、信じる奴はバカじゃない。

日本の農業従事者の平均年齢は65.8歳。
若手の就農者が増えるはずもなく、10年後にはさらに高年齢になる。
どうやって倍増?


だからこそ担い手に「農地の集積、大規模化」が必要となるのかね?
だとしても、どうやって所得が倍増する かがわからない。
要は貸し手と借り手に補助金をばらまいて所得を増やすのかな。
農業予算とともに、また国の借金が増える。

いずれにしろ、「農地の集積、大規模化」 これまで幾度となく繰り返し言われてきた「お念仏}
所詮、内地で大規模化しても米、豪、伯などの農業に対抗できるわけがない。
「竹槍」で戦うようなものだ。

要するにこの話は、農家のほとんどが稲作にかかわるわけだから、農業=稲作となり、米数俵分の補助金をちらつかせて「票」を買い、参院選に大勝しようというわけだ。 

他の作物に関しては「輸出拡大」と甘い言葉をささやく。
そしてJAにもそれなりに補助金が入り、TPPの農業問題ももうやむやに・・・・・。
 
出来もしない大風呂敷を広げ、国民を騙し、参院選の勝利。そして悲願の憲法改正。
それだけだろ。
どうせ10年後は別の政権、出来なくても知ったことではないのだろう。

ひょっとすると超インフレになり所得倍増も難なくクリアと行くかもしれない。


この総理の考える日本の将来は経済だけか? 
少子高齢化という大問題にどう対応するのかビジョンは無いのか?