木曜日, 10月 25, 2012

施設園芸

いよいよ暖房機が稼働し始める。

そして、サーキュレーター、二重カーテンと重装備となっていく。
盆過ぎから設置してある電照もあり、多くの資材・機材を投じる「施設園芸」が展開される。


今春、中古の暖房機を入手したが、電磁ポンプから若干油漏れがしていた。
汎用のパッキンに交換して治まっていたので問題は無さそうだったが、念のため新品のポンプに交換した。
これで何の不安もなく稼働するはずだと思いきや、新たな問題発生。

ビニールハウス全棟で11台の暖房機が稼働することになったのだが、電気容量が足りるのか疑問になってきた。
現在、60Aと30Aの2契約をしているが、30Aの方が問題だ。
電照は普通の電照ランプなので、1ライン15A近く使ってしまう。時間差で3ラインを電照するが、そこに暖房機6台や作業場の電気量が加わると容量オーバーが懸念される。
このあたりの知識は十分ないので、とりあえず契約アンペアの変更を依頼した。
早速明日には問題なければブレーカーを交換して、変更してもらえることになった。


何かと経費が嵩んでいくが、これから12月までの出荷を支えてくれることになっても、出荷量は減っていくことは確実なので、はたして費用対効果はどうなのか?
当然利益率は下がっていくだろうが、出荷することに意義があるのかも。


明日は灯油もすべてのタンクを満タンにする。
「エコ」「省エネ」と言われるこのご時世の流れに反しているかもしれないが、金がかかってもこの資材・機材を使って花を咲かせるのは何かと面白いのである。

施設園芸は趣味的な要素があるのである。