金曜日, 6月 22, 2012

青色ダリア、だからどうした?

千葉大学で青色のダリアを作出したそうだ、こちら

青色のカーネーション、青色のバラ、世に出た時「どこが青色?紫でしょ!」と思ってしまったが、これも同様な感じ。


青色を組み込んだ個体をピンクの八重品種と交配してできた八重の青花個体)
青色を組み込んだ個体をピンクの八重優良品種との交配だそうだが、やはり紫でしょ。


青色を組み込んだ個体

元の「 青色を組み込んだ個体」も青くは無いと思うが?????都忘れのような色。つまり紫。

「青色の花色をもつ品種の作出に世界で初めて成功」というが、この程度の色なら既存品種にいくらでもある。

「明朗」です。「青い」でしょ。
(明朗)
所詮ものめずらしい以外の何物でもない。
「青色」だからと言って売れるわけではない。 高単価で売れるなら作るかもしれないが、パテントだのギャランティだの支払いが増えるならメリットなし。

ダリアの青系なんて好まれないのが実態、使う側も是非「青色」が必要というわけでもないでしょう。


税金使ってると思うが、もう少し役に立つ研究をしたらと言いたくもなる。
遺伝子組み換えがやりたいなら耐病性、耐虫害などもっと実益のあることをやってもらいたい、と思うのは私だけか?

ハダニやスリップスの防除に日々追われている身としては抵抗性をもった品種の作出を期待してしまう。うどんこ病でもいいが。
収量、あるいは日保ちそういったことも実益がある。

ダリアの場合、茎が中空になっていることが日保ちが悪い主因とも言える。
オランダでは中空でない品種が開発されたとのこと、 こういった研究こそがダリアの需要を伸ばし、生産から販売まで業界に実益をもたらすことになる。

 お気楽な研究から未来が開けるのかもしれないが、井の中の蛙に終わらぬように。