このところの高温で虫の発生も増えています。
それとともに虫害も目につくようになってきました。
毎週1回防除作業をしていますが、花に薬剤がかかると高気温のため薬害が生じるため、花にかからぬようにし、同時につぼみにはかけるようにと微妙な塩梅で作業をしています。
さらに、調整作業では花を確認しながら行うわけですが、花が閉じてしまうので虫が隠れていれば見つかりません。その場合、出荷以降の時点で食害を受けるかもしれません。
そうなるとお手上げです。
クレームが来てしまうのです。
今回の場合、1バケット20本のうち10本が虫害だそうですが、確率としてどうかなと?思ってしまいます。
この品種の出荷量は400本くらい、50%の被害率なら他のバケットでもクレームが来るのは必至。しかし、残り19バケットはクレーム無し。
おそらく他のバケットでも若干の虫害はあるのでしょうが、そこは花屋さんは高度なテクニックで カバーしているに違いありません!
虫害が無いとは言えませんが400本20バケットのうち1バケットのみのクレーム、それも10本というのはおかしいでしょう?糞があったの食害の痕だの、ちょっと工夫すれば対処できるのでは?と思ってしまいます。
この時期週1回防除作業をしていますが、これ以上の頻度での防除、防除の強化は出来ません。
現状では虫害を完全に抑える自信はありません。うちの能力の限界です。
多少のことは花屋さんの力でなんとかしていただきたいものです。
それが無理なら、他の産地のものをお使いいただきたいと思います。